大柳建具工業株式会社

☆収納スペースに可動棚取り付け☆

下江守町にお住まいの御施主様より収納スペースに可動棚の取り付けが出来ないかとご依頼を受け、取り付けができるか現場確認をさせて頂き、最善で出来る方法でのお見積もりをお伝えし、ご注文を承りました。壁と壁との間に棚板を付けるという至って単純な作業と思われるかもしれませんが、現場作業となると色々調べなければならない事があります。今回調べた項目は、
1 金具を取り付けるにあたり、壁の内部に下地があるか
棚を5枚取り付けるので下地がしっかり入っていないと取り付けネジが壁に止まらず、後に脱落してしまうので、下地を探す道具で入念に確認します。下地が無い所に止めなければならないので、下地補強が出来る樹脂製ネジを後でネジを取り付ける場所に先に打ち付けます。
2 垂直•水平が出ているか
床や中段底面の垂直•水平が出ているかをレーザー水平器と差し金で、前後左右の四ヶ所を誤差がないか確認します。誤差はあってはならない事なのですが、現実には誤差が無い事の方が少ないです。無かったとしても長年経つと必ず出てくるものです。今回の現場はまだ新しいのでほとんど誤差はなく許容範囲でした。
今回取り付けた棚板の材料は、ラジアタパイン集成材です。集成材は本物の木なので呼吸しています。少し反ったりしていましたが、御施主様は木の事を知っている方でしたのでご納得されていました。それよりもスッキリ収納出来るようになった事に大変喜ばれており、こちらもとても嬉しい限りでした!
また何かありましたらよろしくお願い致します。
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