大柳建具工業株式会社

2020.08.14⭐︎ダイニングテーブル兼座卓製作⭐︎

飛沫防止ついたての新聞掲載をきっかけに当社ホームページのアクセス数が飛躍的に増え、今回お問い合わせいただいたお仕事は、ダイニングテーブルと座卓の高さに合わせれる一人二役なテーブルは作れますか?とのご要望でしたので、脚の取り外しが簡単で壊れにくいテーブルを提案しました。
なるべく重くないもので、という事でしたので使用した木材は福井県産杉材です。杉材は針葉樹の中で軽くて温かみがあり、手触りがソフトで大昔から建具や指物でも使われてきました。天板は集成材と言って同一の木を接着剤で貼り合わせた木材です。集成材は一枚板と比べて木の反りが出にくく、価格も抑えることができます。
反りが出にくいと言っても絶対ではないので、『端嵌み(ハシバミ)』というより一層反りを抑えこむ加工で、施したのは高難度な『留方端嵌み』を施しました。端嵌み加工に使用した材料は南洋桜という広葉樹を使用しています。同一の木で加工するのが一般的ですが、アクセントとしてと杉材は柔らかいので硬さのある広葉樹の部分も付け足したいと思い施しました。
天板の裏面にも反り止めのスチールバーも埋め込みしてあります。
お客様にも喜んでいただけて良かったです(^-^)また何かございましたら宜しくお願い致します。
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