台風被害に遭った行灯の障子製作 2018年は災害が多い年でした。今回の依頼は、行灯の障子・ガラスが台風の被害で損壊したので 新たに製作しました。雨風にさらされる外回りには、水に強くて腐りづらい木材を使うのが基本です。 しかしこのような材料は高級ですので、予算の関係で使えなかったり妥協している事が多いのが現実です。 こちらの既存の障子も、腐食が著しいので外回りに相応しくない材料が使われていました。 今回は針葉樹で非常に外回りの材料に適した最高級材である青森ヒバを使用しました。 製作方法も釘を使わずに指物技術で組み上げました。 次の風災には無事耐えれることを願います。